ザックバラン

ともだちのザックバランのネタバレレビュー・内容・結末

ともだち(1974年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のかわいい無邪気な子供達と先生のやり取りから心を掴まれた。サッカー選手になりたい、威張りやでお調子者の少年が主人公。最初はいじめっ子かと思っていたが、無邪気で純粋な一面が見え始める。
物語のメインは親の稼ぎ事情から工業地帯に引っ越し、それから喘息になった物静かな女子と、先生からの頼みでその子を元気付けようとする主人公。
少年時代あるあるの手触りがよく、女の子のために大人びていく主人公とその周囲の反応もよかった。特にチョイ役で出てきた松田優作が以上にかっこいい兄ちゃん過ぎた。重要な主役に近い役かと思ったらただの主人公の弁当屋の配達人という贅沢な使い方。
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