このレビューはネタバレを含みます
中東のことをよく知らなくてもテンポ良く進むストーリーに何時しか引き込まれていた。
些細な諍い、ボタンの掛け違いから派生する言葉の応酬。謝れば単純に終わる話がもつれにもつれて法廷へ。
互いに代理人を立てない裁判は裁判官の判官贔屓の大岡裁きで無罪放免。
それを不服とした被害者は次なる訴訟へ。
緊迫を極める法廷劇はやがて国をも巻き込む事態へなだれ込む。
被害者、加害者の心の傷を白日のもとに晒してみると、互いが同じ傷を持つ身だった。
昨日の敵は今日の友。
お互いが希望を見出だすラストに思わず緊張が緩んだ。
最近のAmazonprimeはハズレがない！
