レバノンのベイルート、そこで住宅の補修工事をしていた現場監督パレスチナ人のヤーセルとキリスト教徒でレバノン人のトニーは、アパートのバルコニーの水漏れ問題により口論となり、やがて裁判へと発展していくストーリー
レバノンの難民問題がテーマ
さらに中東の歴史、社会問題を知らずに観たが
知らない人でも分かりやすい
国レベルの大きな裁判へと発展していったが、
ただ謝罪をしてほしかっただけだった
自分が経験していないことをまず知り、相手を理解してあげようとする寛大さが大切なことだと気づかされる。そして、憎しみがあったとしても繰り返さないことだろう
簡単そうで難しいことだと思うが、それがトニーの故郷のような悲劇を起こさないための一歩のような気がする
正義とは？悪とは？なんだろうか
ラストのトニーとヤーセルの表情が一番良かった
