1stシーズンからのファンです。
オープニングにこれまでのコードブルーを分かりやすくまとめていて、本当に"劇場版"なんだなと感じました。
これまでを観てない人にも優しいです。(2時間ドラマ感も強くなりますが)
脚本家が変わった事が話題になってますが、確かに私も前の方のほうが好きです。
どこかのレビューで、前の脚本家の方なら同じ感動を半分の量のセリフで構成できたんじゃないか？というのを見ましたが、確かにと思ってしまう…。
すぐセリフに走るというか説明しちゃうというか、動きで見せてくれないですよね。
前はもっと医療の話が中心というか、"医療"のシーンや描写が多かったなぁと。
まぁ、そのあたりをずっと描いてきたから、3rdシーズンではそこは省いたり薄めたりして医者のプライベートや事故や医療のシーン前後の医者達の心情を描くことにさらに比重を置いた、というシリーズを重ねて行く試行錯誤の結果だとは思っております。
(結果、医療の現場での考えさせられる感も薄まってる気もしなくないですが…)
あとここの救命センター、先生達自身が怪我しすぎでは…？
こういうエマージェンシーに関わるお仕事って二次災害的なものには注意してるのでは…？
そして、緊迫した医療の場面で医者同士が関係ない話し過ぎでは…？というか、みんな切迫した場面で話しすぎでは…？
などと素人は思ってしまってり、最近の視聴者はネット普及のおかけで中途半端に耳年増になってるからリアリティに対して詰めの甘いドラマはどうしても叩かれやすいですよね…。
どんまいです。
と、ここまで辛口に書きましたが、3rdシーズンのドラマより劇場版の方がよっぽど楽しめました。
新人達の非現実的なダメさ加減とか、緋山先生の恋愛模様とかドラマの時に引っかかった要素が薄めに描かれてたから見る上での障壁が減ったイメージ。
(ただ、有岡大貴？演じるキャラのあのこじらせボーイ感はなんなんだろうね笑)
あと、あの方を引っ張り出してきたのは良くも悪くもシリーズ集大成感があって良かったです。
…本当にこれが100億円行っちゃうのかしら。興行の行く末が気になります。
