タイムマシンやジョディなどで知られる袴田くるみの短編アニメ。クローンの夫を持つ女の話。

今作は袴田くるみの初期作ですが、彼女の十八番とも性癖とも言える表面的なSFを題材にした作品でした。この監督がターミネーターのようなSFに憧れているのはもう分かったんだけど、設定だけが前に出過ぎている気がします。いかんせん今作も尺が短いため、ナレーション頼りだし、世界観を活かせているとは思えません。せめて30分くらいの規模感で作って欲しいです。無駄なことをいちいち言葉で説明するのは日本アニメ、及び映画においての悪いところの1つですが、アニメーションに個性があるんだから絵で見せる力を培うべきだと思います。

戦争でかなりの痛手を負った人類はクローン人間を労働力に地下で暮らすようになった
クローン人間の男性と結婚している女性は
夫が寝ているときに言っている"カサーレス"という名前がおそらくクローン人間を作った人物に関連があると思い、地上へ向かうお話

修正版も鑑賞済
結構修正されてます。ストーリーは変わってないですが修正版のほうが好き。

袴田監督の描くクローンだったりロボットだったりの輝く瞳が好きだな

気になっていたタイムマシンを見損ねたので鑑賞させていただいた

独特な手描きイラストとストーリーが相まって不思議な作品だった。パラレルワールドを覗いてるみたい。

少しだけ翻訳かじった身からすると字幕はだいたい1秒4文字目安なので、ちょーっと目で追うのが忙しいなと思いました