【ワンピースで言えば、ロジャーとガープ】
混沌とした時代には『梟雄(きょうゆう)』が必要。…そんなセリフがあった。
『梟雄』とは、残忍で強く荒々しい人のことで、悪者などの首領に使われる言葉らしい。
主人公2人には、少しそぐわない感じがする。2人は根っこまでは腐っていないし、矜持がしっかりとある。だから通じ合うものがあって、任侠を感じる。
そこにグッと来てしまう。香港ノワールの定番だと分かっていても、引き込まれてしまう自分がいる。
何言ってるのか分からない人向けに言えば、ロジャーとガープの話だと思ってくれたら良いと思います。(ワンピース知らない人は、更に分からないですよね。すみません。)
任侠ものが好きな人にオススメの1本です!