「追龍」良かったわぁ…
イギリス統治下の60年代香港にに実在した2人の巨悪の話
薬・売春・賄賂…ありとあらゆる悪事に手を染めながらも、硬い友情で結ばれた2人、やがて香港を裏から支配する。
頭がキレる刑事のロック(アンディ・ラウ)は腕っ節の強いホー(ドニー・イェン)の腕を買い、イギリス人警官に暴行されていたところを助ける。その後ロックは昇進し、香港警察の重役となり、ホーは九龍城を拠点として、香港黒社会のトップとなる。
2人は互いに助けあい、その友情を深めていく…
しかしそこにイギリスの横槍が…どうなるロック&ホー！
「男たちの挽歌」のように暑苦しく硬い絆で結ばれた友情に胸が熱くなること請け合い！互いが互いを助け合う、その集大成とも言えるラストシーンの九龍城屋上のシーンは思わず熱い涙がこぼれ落ちた。
逃げきれない状況になっても互いを思い助ける姿は、あまりに物語的だけど、やっぱり絆を感じさせるな
今はなき香港暗黒時代の産物「九龍城」を模したセットの完成度が圧巻！あのごちゃっとした汚らしい感じは劇場で体感して欲しい！
イップ・マンの時のような人好きのする笑顔を見せつつも、時には黒社会のボスとしての狂気と暴力性を見せつけるドニー・イェン先生の演技は圧巻！
対照的に常に冷静であり続け、着々と地位を高めていくアンディ・ラウ叔父貴のスマートさもやっぱりカッコいい！
香港ノワールかくあるべしとも言える新たなスタンダードの誕生
「追龍」、全国公開中です！
