ダンクシー

ジョン・ウィック:パラベラムのダンクシーのレビュー・感想・評価

3.6
「何が欲しい?」
「銃をくれ どっさりと。」

エンタメとしてのアクションがみるみる進化していく…!全殺し屋に命を狙われ始めた事で大ピンチに陥ったジョン・ウィック。運命に必死に抗い続ける最強の男の姿をとくと見よ…。

組織の掟は絶対。主席連合の実態が明らかになっていく。裁定人などの裏社会の様々な大役が出てきたことや、敵がどんどん強大になっていくのでインフレも起きるし、ストーリーの規模が大きくなり複雑に絡み合うことで話が重要になっていくあたりも王道と言える。

コンチネンタルが舞台の戦闘がハンパない。武装しまくった兵士達をショットガンでぶっぱなす!!シャロンとの友情激アツ〜。50歳超えてるのに激しいアクションしてるキアヌはエグいし、大ヒットさせてるのもいかにこの作品が異常かを表している。

にしてもエセ日本がかなり酷い。寿司屋なのに猫がうろちょろしてたり流れてる曲が和の雰囲気と全く合ってなかったり。

家族を失い、居場所を失い、ついには立場や地位と何もかもを失ったどん底のジョン・ウィック。次回作も期待!
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