石田たもん

ジョン・ウィック:パラベラムの石田たもんのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウィックの3作目。
ガンアクションは作中トップと感じました。やっぱりキアヌはカッコいい。

キアヌの射撃訓練がYouTubeに挙がっていますが、心底その成果が出ているのが分かるガンアクションのクールさ。
ハンドガンは当然だけど、ショットガンのリロードは興奮もの。
是非ともYouTubeの射撃訓練も観て欲しい。

前作から時間は経過していないとのことなので、主人公のキズは痛々しく残り満身創痍なのが伝わる。敵からも「遅いな。これがあのジョン・ウィックか?」と言われる程、だけどそこから勝ち続けるのがこのジョン・ウィックの狂った強さ。

格闘シーンの最中所々ギャグ?笑えるシーンがあるのもシュール。
冒頭のナイフの投げ合いはどうしてそうなるんだ?と笑えます。
他にも、ジョンと敵2人が同時に弾切れを起こすシーン。そこからの3人同時のリロードは「速くリロードして」とハラハラするが、よくよく考えればそんなことあるのかよと笑える。

支配人の「汝平和を欲さば、闘への備えをせよ」という台詞は物凄く的を射ていると感じました。この台詞は今のジョンだけでなく、国にも言えることだな。

本作で一番カッコいいキアヌは乗馬シーン。なんだあの滲み出るクールな騎士感。
次回作は組織にやり返す物語の感じ。キアヌ達の「やられたらやり返す。倍返しだ!」が観られる予感!楽しみです。
石田たもん

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