このレビューはネタバレを含みます
原作未読・前情報無しでの観賞。
冒頭の綾野剛さんと北川景子さん登場は
「あのコンビが難事件に又も挑む」かのような演出。
私は前情報無しでの観賞でしたので、以前にドラマ放送されていたのか？と思ったほどです。
オープニングもテレビドラマを想起させたので、余計に拍車がかかったのかな。
本映画のテーマは「安楽死」。
安らかな死を与えるという大義名分を騙り殺人を繰り返す自称医者を追いかける美男美女コンビの刑事達。
やや「なんで！？」とツッコミたくなる箇所はあったものの、北川景子さんの美人オーラで帳消しになったような気がする……。中でも、居酒屋での美男美女コンビの掛け合いは微笑ましかった。
景子さん可愛いー。
良くも悪くもドラマって感じでした。
テーマに対してストーリーがややチープかなって。
ただ、物語の中で刑事役の北川景子さんがこの事件に対して「被害者はいるんでしょうか」と言ったのが、嫌な感じ。
法治国家である日本で、相手にどんな属性(人種、性別、持病等)があろうとも殺した時点で罪ですよ。その台詞を警察が言っていいのかなって。
視聴者に寄り添った台詞なんだとは思うけども……。
