りく

ジョン・ウィック:パラベラムのりくのレビュー・感想・評価

3.0
前作の直後から始まる、なんだかもうスタートの時点で怖い怖い。

世の中はこんなにも殺し屋であふれている。

今回もR15+指定だから戦闘シーンが実にえげつない。何人殺してるんだ。

時々スタントを使ってるっぽいシーンはありつつ、顔が見えてる場面で実際に格闘アクションを演じてるキアヌ・リーブスには、もう敬服するしかない。かなり長回しなシーンも多々あり、よくあれだけ動きを覚えられるものだなと驚愕する。

同様に今回シリーズ初出演のハル・ベリー姐さん、貫禄もあるし格闘シーンもバッチリ。ジョンと同じく犬をやられたらブチ切れる。怖い怖すぎる。

そしてその犬たち。最強にして最恐。野郎どもの股間を次々と噛み砕いていく。もう痛くて見てられない。やめてあげて!と敵に同情する。

今回最大の敵は日本人という設定なのか、「にんじゃりばんばん」byきゃりーぱみゅぱみゅの軽快な旋律に乗って寿司職人が登場。

かわいい顔して格闘技めっちゃ強い。そしてちょいちょい日本語で喋る。

「オマエオコロスノワオレシカイナイ-」

日本語すっごい下手。頼む、普通に英語で喋ってくれ。

そして終盤。つくづく思う。正義の味方はどんなことしても死なない。普通死ぬだろ!ってツッコミ入れようが死なない。

さあ次は誰が敵なんだ。
りく

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