白石和彌監督、どうしちゃったの?
いや、確かに観る前から悪い予感はあった。
Filmarksの評価もアマプラの評価も軒並み悪いのがチラ見えしていたし。
でも、それにしても…
白石和彌監督の作品は今まで『凶悪』『孤狼の血』『ひとよ』と観てきてどれも佳作だっただけに、悪い予感がありながらも心のどこかに淡い期待があった。
その期待を、びっくりするくらい裏切られた。笑
いわゆる「ネバダたん」や「ノエル」などネットの有名人を元ネタにしたのであろう登場人物が複数出てくるし、物語上ネットで動画を公開したり動画に反応されたりするシーンが重要になってくるのだけど、肝心のネットの表現がすっっっっごくチープ。
ネットに無知な人たちが「ネットってこんな感じなんでしょ?」的なノリで作った感がすごかった。
まあ、もはや表現がどうこうとかいうレベルじゃなくて、表現がちゃんとしていようが駄作から這い上がれるような作品ではなかった。
門脇麦の無駄遣い。
白石和彌監督、マジでどうしちゃったの?
【2020.08.01.鑑賞】
【2020.08.02.レビュー編集】