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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。のこどものレビュー・感想・評価

4.0
御守りとして、首に『スター☆トゥインクルプリキュア』のガチャガチャで入手したネックレスを2つも着けた状態で鑑賞。
3時間も俺は一体何を見てたんだっけと思うほどの爽やかな後味。勇気も貰えた。

チャプター1と同様、紛うことなき「青春活劇」だ。伝えたいことはめちゃくちゃシンプルなんだけど、シンプルすぎる言葉をそのまま素直に受け取れるほどのピュアさはもう我々は持ち合わせていない。だから「恐怖を体験させる」という方法でもって、回りくどいような形で主題に説得力をもたせる、というのがこの映画だと思う。
まぁこれは色んな映画に当てはまる事だけれど、あまりに主題がシンプルなのでそれが顕著に感じられる。
つまりホラー要素は、必要に迫られて生まれた、あくまで「おまけ要素」であるので、本作をホラー映画と呼称することには疑問を抱く。
「おまけ」程度の恐怖演出で、この私が怖がる訳などなく、失禁に関しても一度だけに抑えることに成功した。

冷蔵庫がガタガタしてるシーン、『ジョーカー』のアーサー家の冷蔵庫にそっくりで、中からホアキン・フェニックスが出てくるとこ想像して笑った。でも後々考えたら予告編でハーレークインが、明らかに『IT』と『ジョーカー』を意識した演出の中「もうピエロはこりごり」みたいなセリフを吐いていたし、ワンチャンあったかもと思って興奮。
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