ねこねここねこ

神と共に 第一章:罪と罰のねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

数年ぶり3回目の鑑賞。

死後生まれ変われるためには49日で7つの裁判を受け、すべて無罪にならなければならない。
裁判を受けるにあたり使者の付き添いがあり、カンニム(ハ・ジョンウ)とその部下ヘウォンメク(チョ・ジフン)、ドクチュン(キム・ヒャンギ)の3名が殉死した消防士のジャホン(チャ・テヒョン)を生まれ変わらせるため色々な地獄の裁判を通過してゆく様子を描いた作品。これは第一章で第二章、第三章と続くようだ。

第二章が3人の使者たちの因縁を描いているのに対し、こちらはジャホンを無事に生き返らせる過程を描きながら使者達の役割を描いている。

単純にファンタジーとして楽しめる。たまにCGが若干チャチかったりするが、それでもなかなか壮大な画像。映画館で観たらさぞかしすごいのだろうと思う。

ものすごく善人で生まれ変わりは間違いなしと思われたジャホンだが、人間全く善の部分だけではなく、未来への絶望感で母親を殺して無理心中しようとしていた過去などもあり、それを悪と判断してしまうのか否かなども考えさせられる。 

それにしても、息子二人とも母親より先に死ぬとか、1番親不孝じゃなかろうか?
残された母親、炊飯器を前に嬉しそうに説明書を読んでる姿も泣ける😭
この母親役の女優さん、新感染でもなんか切ないゾンビになってた人だよね。そういう役が似合う女優さんだね。

ドクチュンも可愛い!

また3人の使者たちの過去へと続く第二章も面白いので続けてみたい作品。
マ・ドンソク。怖い顔なのにほぼ良い人の役だよね。