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負け犬の美学のditaのレビュー・感想・評価

負け犬の美学(2017年製作の映画)
3.5
@シネ・リーブル梅田   

チャンプ格好良いと思ったら本物のチャンプやった。娘がそれほどピアノが上手くないのが現実的でよい。それでもがんばるお父さん、パパは負け犬チャンピオン。いや誰だって負けたくないでしょ。だから次こそはと立ち上がる。好きこそ最大の強み。

勝負ごとの世界で「勝ち負けよりも大切なもの」を前面に押し出してくるのがあんまり好きじゃなくて、勝つためにみんなやってるはずやのに、負けたことに対して何の理由をつけてるねんって思ってしまう。守りたいもののために闘うことが大切なのはもちろんわかっているし、ロッキーの"Adrian! I did it!!"で泣いたのも事実なんやけど、美学とはちょっと違う気がする。なんやろうこの感覚は。あまのじゃくなだけかな。
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