春原さんのうたの杉田監督の
2017の作品(2019公開)
何度となく機会を逃し、4年越しの観賞だった。
「光」をテーマとした短歌コンテストから
選ばれた4首の短歌をもとにした物語は、
演技なのに誰かの日常を見ているような
少し不思議な気分。
一見もの静かな登場人物たち
温厚さもあるかと思いきや、案外辛辣さも
持ち合わせたり…。
自分が誰かを想う時って結構繊細な
気持ちになるのに、逆の立場になった時に
垣間見れる邪悪さというか無自覚な
毒っぽさや奔放さがあったり、
そういう些細なことを静かにみせてくれる作品だった。
3つ目の旅する話が好きだけど、
2つ目の最後は、なんだか痛いほど
気持ちが伝わってきたな。
来年公開の新作も楽しみ。