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リズと青い鳥のiのネタバレレビュー・内容・結末

リズと青い鳥(2018年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

リズと青い鳥を観た
自分が学生時代オーボエを吹いていたということ、みぞれの性格がどことなく自分に似ているということがあり、終始自分を見ているような不思議な感覚だった。
観終わって思うところがいくつかあった。
まずキャラデザがいつもと違うのが気になった。
新海誠の映画が広く認知され成功したように、京アニも一般層の新規ファンを獲得したかったのかなと思えるデザインだった。私はあまり好みではない。
そしてアニメ版をリアタイしていた当時は思わなかったが、今見てみると百合味が強い。ちょっと強すぎる気がする。
またアニメ版では吹奏楽のことを本当にリアルに描いていて些細なことで思い出しては泣いていたんだけど、この映画はちょっとリアルさに欠けるというか。そもそもコンクール自由曲にあんなにソロが長い曲を選ばないだろうと。相当みぞれが期待されてるのかもしれないが。「リズと青い鳥」の童話とみぞれと希実の関係を重ねたいだけなのだと。
そしてその童話も架空となるともうご都合主義だなと…。
キャラデザやらストーリーやらで、大人の思惑が想像できてしまって、冷めた目で観てしまった。こんな感想しか出てこない自分にもがっかり🤷‍♀️
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