片思いってことにとっても価値を置く映画。
答えを出したくない、先延ばしにしたい。嫌われたくない。振られたくない。
楽だし綺麗事言ってられるけど、その思いのベクトルは自分に向いている。
それこそまさに「幼稚」ってことなのか。ヒロインが言い放つ一言は、自分にも向けているのか。
あの時こうしていれば、あの時正直になっていれば。後からならいくらでも後悔できるけど、その時その人に伝えられないってことが幼い。
結局彼らはうまくいかなかったけど、パラレルワールドでは(または彼らの未来では)善き人とうまくいくといいなと、そんなことを思いました。
万引き家族にチラッと出てた山田裕貴と、名前 恋は雨上がりのように でも脇役してた松本穂香。抜群にお上手だったので、これから要チェックです。