スカパーにて。これは素晴らしかった。WWEで活躍した女子プロレスラー、ペイジを扱った自伝映画。主演はブラックウィドウでスカヨハの妹役を演じた子やね。
イギリスのドインディ団体でプロレスを営んでいた一家。その長女サラヤは兄と共にWWEのトライアウトを受けるが、兄は落選。家族の応援を受けて、サラヤだけが単身渡米しプロレスラーとしてのデビューを目指す。
とにかく低所得地域の出身でガサツな一家だが、プロレス愛と家族愛に満ちている。
サラヤはWWEのレッスンを受け挫折を味わいながら認められていく。
ただプロレスが上手いだけじゃ無くマイクパフォーマンスや立ち振る舞いにもセンスが問われる世界。チャラそうなモデルやチア上がりのディーバ候補生を最初は見下していたが、自分の地力のなさに気付かされ仲間として打ち解けていく。
ゲスト出演としてロック様が本人役で登場。プロレスラーとしてのキャラクター作りの巧さが、そのまんま俳優としての実力に直結してるのが判る。
つくづくプロレスってのはバカじゃ出来ない職業だなと思うわ。
