ミステリーランチが好きなんだけど、消防隊にザックを供給していてこの映画でブランドのスピリットが垣間見えるみたいなのをどこかで読んで観てみた。
アメリカって山火事よく起こるよねくらいの認識しかなかったけど、物理的にも精神的にも消防隊と山火事の距離感に驚いた。 燃え盛っている山を目の前に焚き火をしながら隊員同士が談笑しているキャンプのシーンは地味ながらもインパクトがある。炎の最前線がジワジワと迫ってきているなか、それを観察しながらどうやら逃げ切ることができないぞと悟って劇中それまで複数回出てきた防火テントを素早く準備して覚悟を決めるクライマックス、常に生きるか死ぬかの瀬戸際で戦っている彼らの使命が決して派手すぎない演出で描かれているので一層恐怖を感じた。
