よくある設定からそうきたか！という展開でテンションが上がった。
犯人の動機も、割と最初の方から描写されていたし、だからこそラストの満足そうな顔にも納得出来た。殺したのは衝動的だったのか計画には少しあったのかなんなのかちょっとよく分かんなかったけど…
殺意マンマンのエンドロールは大好きって思っちゃった。
ホームアローンのくだりは笑った。ああいうのほんと楽しい。
結構面白かったけど、期待しすぎてたのかそこまでめちゃめちゃ好きってはならないかも。
犯人がもっと突き詰めてヤバかったら良かったのかな？話が通じない系に振り切ってたらもっと好きになれたかもなあ。もしくはおちゃめな殺人鬼系に振り切ってたら良かった？
なんか、サイコパスとしての造形は分かるんだけど、それにしてはマヌケだし、かといってマヌケだから愛着が湧いたり応援したい気持ちとかになるってこともなく……
被害者も特別頑張ってたりキャラクターとして魅力的な部分がないから別に誰も応援したくならなかったのがイマイチだった原因かなとは思う。
主となる展開を考えついた時点で作ってる人が息切れしちゃった感はあったかも（笑）
でも、捻くれ者のクリスマスには何より優しい映画かも。クリスマスのウキウキ感も多幸感も何も無く、ただただ血を見せてくれるというのはめっちゃ優しいよね！
そんな心意気が好きだ！でもあと10倍くらい景気よく血を見せてくれたらもっと好きだった！はず！
