2のティザーが出て、いてもたってもいられず観直した。
いや、ほんと、最高。
ヤクザにも無駄な暴力をせず、ターゲットには徹底的にいくソクト刑事が圧倒的に神ってる。
マブリの張り手がファイナルウェポンになるの最高よな。
武器の無意味さを表してるようでほんと好き。
ユンゲサン+チンソンギュ+キムソンギュの黒龍派の凶暴さ、強力班のチーム力、各組の染み付いた暴力性まで全てが完璧。
銃が出てこないとこも泥臭くていい。銃より怖い斧。
「弁護士のスタンさんだ」でスタンガンをカマすなんてのどうやったら思いつくんだ。
実際にあった検挙を基にしたストーリーはロケハンから地場のヤクザ稼業まで取材されてて、力関係もすごい整理されてる。
この作品は刑事ドラマであり、肉弾戦アクションであり、、ノワールに搭載される虚しさややるせなさのウェットな要素をきれいにアク抜きした純粋な暴力を制する暴力が描かれてるので、ボクシングの試合のような爽やかさを感じるのは私だけかな。
ドラマをたくさん観た後に観直すと、顔指す俳優が多くて、この作品のヒットが俳優のキャリアを底上げしたのだと思う。
あの油かけられて弱腰になってた刑事とゲームバンをやってるイス派の組長、「ブラックドッグ」で高校の先生してるし、チンソンギュ、キムソンギュ、チェグィファはもうどの出演作でもいい仕事してる。