まこと

娼年のまことのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
4.0
「年の差に壁なんてないって、貴方が一番分かってるでしょ」

案外、フォロワーの女性陣の評価が芳しくないのですが、私的にはようやく女性が観て楽しくドキドキ出来るセックス映画が出来た!と観賞後強く思った。


ちょっと前に日活ロマンポルノのリブート作品が公開されたけど(ジムノペディ…等)、結局あの手の映画も男性目線なのよね。こうすりゃ気持ちいいんだろ?お前もホントはしたいんだろ?みたいな。

この映画の素晴らしいとこは女性にとってのセックスは単に身体的なツナガリだけを意味しているのではなく、例えば手を繋ぐだけで満足する人もいればお話を聞いてほしい人もいる。
心を通わせてないセックスほど空虚なものはない。
そのセックスの多様性を上手く描いていて三浦監督流石って思った。

ただ、前に座っていた女性二人組は中盤で劇場を出ていってしまったし、終盤のとってつけたような展開は正直蛇足かなって感じた。
けど、体をはって演技した役者さんたち、特に女優さんたちを強くリスペクトしたエンドロールには唸らされた。



でも真面目に書いたけどさ

あたしゃ松坂くんみたいにカッコ良くないしさ、良い映画だなぁ~って思うより、ええ乳しとんの~って思っちゃったわよ!
だいたい西岡徳馬さんのシーンなんて笑っちゃいけない◯◯かと思うわよ!あんなシーン笑わずに観られないわよ!
「パシフィックリム」か「レディプレイヤー1」を続けて観ようかと思ったけどすっかり胃もたれ状態よ!どうしてくれんのよ!
久しぶりに家でビールでも飲も!はーやだやだ。あたしも松坂くんみたいにイケメンでお尻や背中もキレイな男子になりたかったわ!マジ卍(言いたいだけ)
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