しらすごはん

夜の大捜査線のしらすごはんのレビュー・感想・評価

夜の大捜査線(1967年製作の映画)
3.6

TV地上波で何回か観てます。

ミステリー映画好きにさせてくれた作品でした。

当時、アメリカの人種差別の深刻さなどは分かっていませんでしたが、バディものとして抜群におもしろかったです。

出会いの印象悪い→対立→歩み寄り→理解→別れ

という、自分にとってバディムービーの原点になった作品。

差別主義者の所長(ロッド・スタイガー)が、捜査を通じて黒人捜査官ヴァージル(シドニー・ポワチエ)をリスペクトしていくところ、それを示す別れ際のさりげないシーンが良かったです。

やっぱり、駅は絵になるなぁ。

アメリカ南部の田舎町の独特の雰囲気も、主役のひとりでしたね。

〔余談ですが、ヴァージルが、真夏なのにビシっとスーツで過ごしているから、アメリカは南部といっても意外にサラッとしていて暑くないのかな、と思ってました〕
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