このレビューはネタバレを含みます
最高に面白い映画。エンドロールが流れ終わったとき拍手をしたかった。
とにかくネタバレ厳禁とのことで、極力情報を集めないままに鑑賞。
以下ばんばんネタバレ
最初に流れ始めた作られた映画、ただのB級映画だなー、と思いながら見る中に、所々に違和感がある。途中で全くカットが無いことに気がついて、注意深く見ているけど、繋ぎ目となりそうな部分も無いし低予算できれいに繋いだとも思えない。
監督が「このまま撮影を続ける！」とカメラ目線で言うシーンと、メイク担当が死んだはずなのに一度起き上がるシーンに何か秘密がありそうだな、と思ったのだけど、その他のシーンは後のカバーが良かったので全く気にならなかった。
そして映画が終了し、制作場面に映る。数少ない前情報のうちの一つに「役者が全員演技がうまかった」というものがあり、そんなに出演者がいないんだろうと思っていたけれど、思っていたよりずっと多かった。そして、言われたとおりに皆演技がうまく感心した。
本番シーンでは、「ああ、あのちょっと変だった所の裏にはこんな事情があったのかー！」という答え合わせの応酬で、最初は関心しているのだけど、段々と笑いが止まらなくなってくる。
ラストシーンでは、笑えるんだけど劇中の撮影チームの頑張り、またこの映画の撮影チームの情熱に思いを馳せて涙が止まらなくなった。
見終わった直後から早くもまた見たいと思う映画だった。
