もっさん

ベン・イズ・バックのもっさんのレビュー・感想・評価

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)
3.0
アメリカが抱える薬物中毒、特に医師によるオピオイドの大量投薬の問題や、薬物更生のミーティング、抜けられない薬物売買仲間との関係などが描かれていて、とても興味深い。薬物を大量に摂取した際の中毒死を避けるための、あんな薬は実在するのか?安易に使わないようにと、薬局が簡単に売らない現実があるのか?

あの可憐だったジュリアロバーツが肝っ玉かあちゃんを演じるのを見ると、時間が流れたなぁと感慨深かった。息子が薬物をすすめ、その薬物中毒で娘を亡くした母親に助けを求めた際の、その母親の対応が泣けた。