このレビューはネタバレを含みます
基本すべてコメディ映画だった。
設定からして飛んでいるが、クスッとくるところも多く、何も考えずに見られる内容。
けれど、マンボクの心情（焦燥感や何者かになりたいという気持ち）は、学生なら誰しも抱えたことのあるもので、共感できる部分があった。先輩との間に生まれてくる友情も、素敵だなと思う。
最後にもどかしい気持ちになるところもあるが、マンボク自身にとってベターな選択肢を取ったことに意味があると思った。
人生も競歩も焦らず、乱れず、頑張りすぎず、肩の力を抜いて自分の歩調で歩いていくことがいいなと思う。
