singer

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~のsingerのレビュー・感想・評価

3.5
90年代。
ブリット・ポップから、UKロックに親しんだ自分にとっては、バイブルのような作品だったなぁと思いました。
もう、劇中の音楽は勿論、登場人物の会話に出てくるロックバンドや、ロックスター、部屋に飾られたCDのジャケットなんかも含めて、5分に1回くらい感涙するくらい、自分の音楽人生の、1番濃かった時代が凝縮されたような作品でしたね。
なので、観ていてニヤニヤが止まらなかったです。

ということで、劇中で使われたトラックは、こんな感じ。

♫The Loneliness and the Scream/Frightened Rabbit

♫Don’t Look Back Into The Sun/The Libertines

♫Ladies And Gentlemen We Are Floating In Space/Spiritualized

♫DAKOTA/STEREOPHONICS

♫Heaven or Las Vegas/Cocteau Twins

♫If You Wanna/The Vaccines

♫She Moves In Her Own Way/The Kooks

♫Bullet Proof...I Wish I Was/RADIOHEAD

♫Only/RY X

♫Hex/Mt.Wolf

♫Bird/Billie Marten

♫Sex/The 1975

♫Stars/Warpaint

♫Death/WhiteLies

♫Give It Till You’ve Lost It/Head Cleaner

今作のサントラは、劇中に登場するHead Cleanerの曲を収録したものがリリースされているのみで、
作品中に使われた楽曲を集めたものはリリースされていないみたい。
なので、Spotifyでプレイリストを作りました。
https://open.spotify.com/playlist/1fkxFlpUu4spPecOcxA4hz?si=uFLq6hNiQrSelsmSJb3xGA

後は、音楽ネタの雑記のような感じで。

♫タイトルの「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ」は、ブラーの2ndアルバムのタイトル。
劇中に登場するリアムとナタリーは、ブラーのアルバムを選んでいる時に出会うのですが、そのブラーの楽曲は劇中では全く流れなかったですね。

♫Head Cleanerの曲。なんかやっぱり手触りが凄く懐かしかったです。
昔の自分だったら、試聴して即買いしてた感じの音でした。
てか、もう既にCDのコレクションに紛れて入ってそうなくらいだったなぁ。

♫イアン・ハート。
昔、「バックビート」でジョン・レノンの役で出てたなぁ。
なんか、また観返したくりましたね。

♫RADIOHEADの「KID A」のディスクトレイの仕掛け。
なんか国内盤には椎名林檎のコメントカードが入っていた気がします。
しかし、この話の流れで「 Bullet Proof...」を流れた瞬間は、鳥肌モノでした。

♫リアムが言う「バンド名に“ヘッド”がつけば絶対に音楽の天才」説。
RADIOHEAD
MOTÖRHEAD
PORTISHEAD
TALKING HEADS
そういや、昔、バイト先の先輩にRADIOHEADの「The Bends」をおススメしたら、
その先輩がBLONDE REDHEADのアルバムを買ってきたという事があった。
「いや、それ、全然違います!」って。
でも先輩は、「まぁ、コレはコレでいいや」って聴き込んでたらしい。
かなり迷うけど、自分が無人島に持って行く1枚を選ぶなら「OK Computer」かなぁ。

♫エンディングがホワイトライズだなんて、最高!!
singer

singer