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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦のsingerのレビュー・感想・評価

3.0
なーんか。
最近、どーも小学5年生の長女が、研磨化しているような気がする・・・。
朝、起きてきてからもテンションは低い。
家にいる時は、大体ゲームしてるか、携帯でLINEしてるか、読書してるか。

「買い物行く?」→「行かなーい」
「公園行く?→「行かなーい」
「プール行く?」→「行かなーい」
「ハイキュー!!の映画行く」→「行かなーい」

てな、具合で。
とにかく、物凄いインドアっ子で、何処に誘っても付いてこない
でも、漫画を読む時の集中力は凄くて、一気に10冊くらい読み遂げたりするし、
繊細なタッチで可愛い女の子の絵を描いたりするし、
ノートに散文詩のようなものを書いたりもしていて、
知らない間に、どんどん感性が鋭く、研ぎ澄まされてきているような気がする。

夢中になれる事があるのは、とても良い事だと思うので、
何か一つでも、好きな物を追って行って欲しいなぁと、
最近はそんな感じで見守っているわけですが・・・。

正直言うと、この「ハイキュー!!」の映画は、一緒に観に来て欲しかったです。

去年、職場の部下の女子社員に、娘にお薦めの漫画を聞いたら、2人もの子が「ハイキュー!!」を薦めてくれて、全45巻を貸してくれて。

「女の子が少年スポーツ漫画なんて読むのかなぁ・・・?」って思っていたら、
凄い勢いで、全巻を読破し、3回くらい繰り返し読むくらい、ドップリとハマっていて、夢中になって読んでたんですよね。
なので、この劇場版は、一緒に観に行きたかったんですが、
結局、一人で観に行くことに。

ちなみに、自分はコミックスは12巻くらいで挫折しました・・・。

なので、今回の劇場版のエピソードは、結末を知らずに観に行ったんで、
とても新鮮な視点で観進めて行けたのが良かったですね。

烏野vs音駒。
その一戦を、回想シーンを入れつつ、テンポよく進んで行くストーリーが小気味良かったし、時折挟まれるギャグも、程良いバランスで展開の中で映えていたなぁと思うし。
なんだか、あっという間に終わったなぁという感じ。
結末については、結構あっさりしてるなぁとは思ったけど、
1試合の中で、しのぎを削り合う選手たちの熱や、絆を、とても爽やかに描いていて、とても好感が持てました。

そして、特典のメモリアル・ブックをゲット。
今回は、これを娘に見せてあげたくて観に行ったんですが、
帰ったら、早速、ニヤっとして食いついてたのが可愛らしく。

その姿を見ていると、なんか研磨みたいになってきたなぁと、ふと思ったりしたのでした。

そのままでいいから。
ずっと、「好き」を極め続けて行けるになってくれるといいなぁ。
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