日日是好日
最後にその意味がわかったときにふと笑えなかった私はまだまだ小娘なんだなと思い知らされた気がしました。
生産性とか効率とかそう言ったものと完全に無縁なお茶の世界は奥深すぎて20年やってやっと意味がわかるなんて、逆に興味が湧いてやってみたくなりました。
自然音の取り入れ方がとても素敵な映画でした。お茶ってもしかして音を聞くことだったりするのかな。雨を聴くって素敵な言葉だなと思いました。
スマホや仕事や日々の悩みから解放されて目の前の器や景色に没頭できるお茶の時間って贅沢な時間の使い方だなぁと。
樹木希林さんが演じてるのか素なのか分からないほど本人の考え方や振る舞いのままでした。なんだかまだ生きているような気がしているのでこれが遺作なんて信じられないなぁ。
