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ジム&アンディのSPNminacoのレビュー・感想・評価

ジム&アンディ(2017年製作の映画)
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『マン・オン・ザ・ムーン』撮影中の映像とジム・キャリー本人インタビュウで振り返る、“ジム=アンディ・カウフマン”だった頃。正直、当時のメイキング映像も自分語りも色々不安にさせられる…。客観的視点のドキュメンタリーではないので、大真面目に真剣であればあるほど不安になる。アンディ・カウフマンとジムの芸風の接点、オンオフなしの過剰ななりきりぶり、過去や現在の心境、結局どれも他者からは窺い知れず、尚更深い闇が広がるばかりなのだ。まあ確かにメイキング映像門外不出だったり、現場関係者がドン引きしたのはよくわかるけど…(アレと一緒に付き合えたのはコートニー・ラブくらいだろう)。『トゥルーマン・ショー』同じく虚構にしか生きられず、しかもおかげでその後〜現在がバーンアウトっぽい状態なのも気になる。とにかく不安にさせられる。
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