nina

レイニーデイ・イン・ニューヨークのninaのレビュー・感想・評価

3.2
最高のティモシーシャラメが見れるという点では満点。ちょっと風変わりで退廃的な美少年+女の子に弱いダメ男という今までの当たり役をハイブリッドしたようなギャツビー、最高である。雨に濡れるだけでなぜこんなに風情があるのか。弾き語りシーンだけで元取れる。

ただ中身はないのでストーリーから得るものは特にない。
途中、ふと「さよなら、僕のマンハッタン」を思い出した。あれも最高にお洒落な映像、音楽で最初はただそれだけだと思ったが、最後はカタルシスがあって映画として価値があった。やはり映画であるからには映像美以外のなにかも欲しいものだ。
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