nina

アルプススタンドのはしの方のninaのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「しょうがない」を受け入れたあすはのシーンから始まって「しょうがない」と諦めなかった矢野くんのプロデビューでこの映画は終わるけど、努力は裏切らないとかそういうことを押し付けてくるのではなくて、ひかるを責めなかったあすはも、限界を悟った藤野くんもみんな正しくて、「しょうがない」と自分を納得させることは悪いことじゃない。でも頑張っている人に外野がしょうがないと言うのはやめよう、というメッセージがとても優しくてよかった。

はしにも真ん中にも、うざい先生にも、みんなに人生があって、それぞれ喜びも苦しみもあるということ、普通のことだけど、ついつい忘れて卑屈になったりしてしまうから、忘れずに生きていかないと。
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