のりちり

ゲティ家の身代金ののりちりのレビュー・感想・評価

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
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映画館鑑賞。

この映画がの前日譚として、ゲティの交代の撮りでの10日間で、この映画の主人公とも言える、ミッシェル・ウィリアムズが1000ドルで、マーク・ウォールバーグが150万ドルという桁違いの出演料だったという男女差別。
まさに#MeTooから始まった映画。

ゲティと言う人、本当にケチだったらしい。
孫にお金を払うのは嫌だけれど、美術品は金になると買いあさったのは本当の事。

でも、母親は、離婚してお金がないから、なんとか、この爺さんにお金を出してほしい。
頼みに行くと、出さん!で終わる。
1700万ドルが400万ドルになったところで(こんなに下がるんだね)、じゃ、税金対策で100万出すとか、訳の分からないことを言っていた。
それをなんとか400万にして、息子を返してもらった。

とにかく母親は、気が休まる時がない。
交渉人のマークって運転手ぐらいで、あまり役に立ったようには思えなかったんだけど、この人にはこんなに出演料なんだって、ずっと思って観てた。

お金に欲を出すと、どこかで落ちる。
あの世にお金は持っていけないのに。
ゲティ家、今も存在はしているけれど、良いことはないのじゃないのだろうか。

70年代の話しで、ミッシェルの70年代の服は良いなあと思った。
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