裁判に証人に立つのは、自閉症スペクトラムの女子高校生。
知らない人は、障害者で当てにならないで終わってしまう。
自分が苦手なものは苦手なのだが、得意なものは誰にも負けないと容疑者の弁護士は知り、容疑者を擁護するほうから、犯人にするほうになる。
彼女の記憶は素晴らしく、頭も良いとわかり、擁護しないといけない容疑者を有罪に導いてしまう。
今、自閉症とかADHDのことはいろいろ言われている。
人とうまくできないことはあるかもしれないが、何かしらの才能を見つければ、生きていけると思う。
もっとそのことが広まるといい。
彼女は、人に触るのも苦手なのに、弁護士とハグまでできた。
これはかなり信頼しているということだ。
主人公は弁護士を辞めるかもしれないとのこと。
仕方ないのかなあ。
人の心を開くことができるのなら、他にも向いていることがあるはずだ。
この先、彼は弁護士ができないのかもしれない。