Mrsフロイ

ゲティ家の身代金のMrsフロイのネタバレレビュー・内容・結末

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

世界一の大金持ちの、孫の誘拐身代金拒否事件のセンセーションを描く実話に基づくストーリー。
資料写真によると、1973年事件当時の日本の新聞の見出しに「九億円の身代金」の文字が躍る!当時の日本円の感覚では飛んでもない額と言う事だけが伝わる。三億円事件は1968年。

守銭奴のゲティ爺さんがクリストファー・プラマーのせいか、ちっとも強つくばりの偏屈者に見えない。いちいち言う事が正論。孫が14人いるので1人だけ身代金を払うのは良くないとか、何だか説得力がある。
その上彼の死後、財産は家族信託で遺すなんて全うじゃないか!?高額の美術品や不動産投資も家族信託では受託者が現金を使えない為の行為と語られる。
つまり、金持ちとして最大級の家族愛ということ( °◊° )

おまけ
冒頭のローマの夜の街や女性のフアッション、誘拐事件後の群がるパパラッチが1970年代の雰囲気を活写している。
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