なんだろう。普通こういう人いたら、とてもイタイ奴として扱われるじゃないのか？
上手くやれるのは、ひとえにレネーの人柄のなせる技なのかもしれない。
本人以外、周りの人や観客は、全然変わらない様子をみているのだけど、これが段々可愛くなっていくのが不思議な気がした。
その変化のタイミングなんか、非常にわかりづらいのが難点だが、「愛しのローズマリー」のように、実際に変化して観せるのが当たり前なのに。だから逆にこの表現の仕方は、エイミー・シューマーの演技力もあって、とても良く出来ていたと思う。
「人は見た目が9割」なんだそうだが、誰でも容姿のどこかにはコンプレックスを持っているので、とてもポジティブに生きる生き方には、感動させられるのである。
お約束の、すべて「恋」も「友情」も「仕事」もハッピーエンドは、ンなと思うが、これで良いのだ。
