両親、つまり、家族を失った主人公の少年が、
新しい家族、伯父さんとその友人の女性を獲得するまでの話。
さらに、ライバルの魔法使いにもきちんとその動機に理がある。
など、ハリウッド流のホンの基本はきちんと押さえているものの何かしら物足りない。
役者さんだって、ジャック・ブラックにケイト・ブランシェット、
さらに、カイル・マクラクランまで動員して文句なしのキャスティング。
監督だって、職人、イーライ・ロス。
だとするとコノ類の作品の割にはビジュアルが地味だと云うコトかな?
または、原作が地味なのかも知れない。
特に、いわゆる二幕目はやはり観ていて少し物足りない。
クライマックスはまあ、それなりに楽しめるのだけれどね。
もはや、ありがち、なので、こちらの眼が慣れてしまったのかなあ…。