それぞれの個性は見出せず仕舞い、だけど役割がはっきりしているからか、チーム全体に対する愛着の湧きまして。
それの相関図が書き換わる、即ちハナシが二転三転する度に感情移入の起こりまして、そうして前のめりになればこそ物語の内容が分からなくなる、もしくはどうでもよくなるという事もなく。
いやさ正直、大筋にも細かなエピソードにも新鮮なアイデアはなく、いつ何処で落とし前つけるんだと、長ったらしく感じなくもなかったんですけれども。
細部にも気が回っておりそつがないからこそ生み出す事が可能な、普通に面白い出来、になって御座いまして。
果たして感想としてはただこの一言、普通に面白い、と。