Netflixドキュメンタリーで配信されている、1943年（昭和18年）ジョン・フォード監督の第二次大戦中の諜報部員の訓練映画。ハリウッドの有名監督が映画という形で戦争に参加した証し。
敵地に潜入した諜報部員が具体的に成功する事例と失敗する事例が描かれて生々しい。絵空事では無い本物のスパイ活動の実相が分かる貴重な映像。
調べてみるとジョン・フォードだけでなく他にもフランク・キャプラ、ジョン・ヒューストン、ウイリアム・ワイラー等の錚錚たる監督が、映画で第二次大戦に参加した事は知らなかった。
当然敵国である日本についての戦闘意識を高揚するものも有る。
敗戦後の日本は、こうしたハリウッドの監督のその後の作品を無条件で受け入れたのだろうか。
粉ミルクとDDTと一緒に入って来た、民主主義を教育する魅力的な映画に魅了され忘れさってしまったのだろうか・・興味は尽きない。
