見終わった直後ですが、特に何も言及することがないです。
りーさんの顎しか思い出せない位中身の薄い内容に感じました。
第一に漫画の実写化で問題となる"実写でやる必要性"が本作は微塵も感じられませんでした。アイドル映画と成り下がっているのは元となる原作、アニメ版を観た自分としてはあまり擁護できないものでした。
原作で重要な大どんでん返しが、宣伝の時点で出回ってるし、監督がホラー映画を得意としているし、本当に何も残らなくなってしまった。
メインキャストの棒演技はこの際何も言いませんが、ゾンビものとしての恐怖演出は中々良かったと思います。ベタですけど、特に見所がない本作としては唯一抑揚がついてる部分なので楽しいと思います。
変にコスプレ感を出さずに仕上げてきたことも個人的にはアリです。福田雄一だったら原作よりに髪色も寄せてたと思いますが、そこは実写化するうえでの賢明な判断だったと思います。
ただ無理にくるみを主人公とするためのストーリー改変は今回はうまくなかったように思えます。お陰でゆきの精神的成長、および大活躍がほぼ消えていたので展開がかなり不自然になっていました。
結論としては、やっぱりりーさんの顎ですね。ツボに入ってました。