このレビューはネタバレを含みます
U-NEXTで鑑賞。
サスペンスアクション映画🎬。
ちょっとイメージとは違ったけどまあまあ面白かった。
娘を人質にとって浮気した妻に会わせろという凶悪犯を交渉人が説得するところから始まる。この黒人刑事ダニー・ローマンは話が上手で勇気もあって皆から一目置かれている。
そんな彼のもとに相棒から1件の垂れ込みが来る。障害基金が横領されていると言うのだ。内偵捜査員の中にその一味もいるということで内偵捜査もできない。そして垂れ込みをした人物が何者かに暗殺される。その場に居合わせたローマンが殺人犯人の容疑者になってしまう。
誰かが悪事を働きローマンにその罪を着せようとしているのだが、さて一体それは誰なのか、そしてそれをどうやってローマンが暴いていくのか。この映画の見所だ。
ローマンは交渉人に全くの第三者を選ぶ。誰が悪人か分からないからだ。
捜査の権限が交渉人に移る部分がややご都合主義だが、映画に必要な成り行きなので目を瞑る。
交渉人同士のやり取りが始まる。嘘か本当か交渉人ならではの話術を駆使したやり取りの中で、真の犯人探しが始まる。相手の微妙な素ぶり、例えば目の動きなんかで相手が本当のことを言っているのか嘘を言っているのか見破ることができる。
ローマンを犯人に仕立て上げ、彼を射殺して終わらせようとする犯人側と、真実を暴こうとするローマン。交渉人は中立の立場でどちらに着くのか、着実に真実に近づいていく。
世の中には金💰と権力にまみれた悪い奴がいるものよの〜。