この映画は、ある意味凄かったです。
前半部分と後半部分で内容が全く異なる。
まして、ホラーなのかと思わせてから意外な方向に展開していくのが素晴しい。
確かに、観ていて意味が分からない点が多く、現実と夢の世界の境界、何が正しいのかも分からなくなる世界に頭が混乱させれた。
しかし、終盤にすべての伏線は回収され、納得の連続でした。
難しいテーマだからこそ、ストーリーは複雑になるし、そこに俳優さんの素晴しい演技が加わり緊迫した映画になってました。
映画の内容を理解するにつれて恐怖心が倍増する映画でしたし、幸せと不幸って紙一重なんだなと思いました。
まして、意外な所で結びついている運命で、誰も幸せになってない人生。
いろいろと考えさせられる映画でした。
