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チェリー・ポップのpariraのレビュー・感想・評価

チェリー・ポップ(2017年製作の映画)
2.2
RPDRかドラァグクイーンが好きなら観ても良いと思う。どちらも興味がないなら、まず観なくて良し。笑
友達とぐだぐたお酒飲みながら、何もすることが無い時にでも流し観する位でよろしいかと。———————————————————
歌手を夢見るストレートの男性(なんと名前すら出ない笑)が、知らずにドラァグクイーンの店でショーをすることになってしまう。
その店のトップクイーン、ザザ(テンペスト・デジョール)は彼女の長年の相棒が亡くなったショックから立ち直れずにいた。
主人公の男性は他のクイーン達にイビられながらも、どうにかショーを成功させ、ザザの心まで立て直すという、一夜の分かりやすいお話し。
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ショーのシーンは終始かなりお下品なんだけど、ホントのドラァグクイーンのショーもこんな感じなのかもなー、とある意味興味が湧いた。

デトックスとメイヘム・ミラーのやり合いがめっちゃ面白い。そこだけリピートしたいくらい。 メイヘムはRPDRで羽根を毟り取りながらの迫真のリップシンクがすごく印象的で、コメディのイメージって無かったから良い意味でびっくり。それにメイヘムってRPDRで演技酷評されてたよね?今回も途中ボブに弄られてたけど、作中はめちゃくちゃ良かった。ただ最後のNG集見ると、やっぱり大変だったっぽくてウケる。笑
デトックスは元々かなりデキる人なんだろうなって思った。
ボブ・ザ・ドラァグクイーンの安定感は流石。ステージ上よりも、楽屋シーンの方が更に面白い。もっと見せてーって感じ。
テンペストはラストのショーは良かったけど、部屋のシーンはちょっと飽きる。
アリエラって誰なんだろ?可愛い。
あと、みんな大好きラトリス・ロイヤルがすっぴんでがっつり出てるよー!こういう客ってホントに居そう。笑

「なぜ主人公は初めてのドラァグのはずなのにそこそこ化粧が出来るのか」とか、「なぜ停電中なのに照明とマイクは入ってるのか」とかとか…気になることは沢山あるけど、この映画はB級であることを開き直ってるんだなって位B級感が溢れてるから、気にしたら負けだと思う。笑
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