あばばば

千と千尋の神隠しのあばばばのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
4.7
劇場で観れて嬉しい。ジブリのスケールの大きさにはいつも圧倒されっぱなしで、その感覚が子どものときに味わったものと変わらないのが嬉しい。千と千尋は本当に好きな映画なのだけど、観るたびに自分は全然この映画を理解できていないとも感じる。今の自分が語れることが全てだから、理解できる/できないなんて言い方はあんまり正しくないのかもしれないけど……
今回はカオナシに感情移入してたまらなくなってしまった……神にもなれなくてさみしくて、でも仲良くなり方がわからないから物をあげることで千尋の気を引こうとするけど、拒絶されて逆上し暴れ回る。人の卑しい感情をかき集めたみたいなキャラクターだけど、その中心には切実さがあって、そこに泣かされちゃう
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