変な映画すぎる！アリアスターの短編映画でドアにぶら下げてた鍵が盗まれて疑心暗鬼に陥る男の話があったけど端的にそれが元ネタなんですね。ヘレディタリー、ミッドサマーを含めて、アリアスターは平穏なはずの内側、家の中、家族が反転して最も恐ろしいものになるっていうのを徹底的に描いているんだと思った。
この映画の後に「青野くんに触りたいから死にたい」という漫画を読み返してたら「お前は男の人にならないで！」と子どもに強迫する母親が出てきていろいろタイムリーだった。息子の中の性的な部分（つまりペニス怪獣であり大人の男そのもの）へのエディプスコンプレックス的恐怖。
