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名探偵ピカチュウのhodakaのレビュー・感想・評価

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)
3.6
CMで見ていて日本発ではなくてハリウッドってことや喋るピカチュウの要素からテッドみたいなイメージであまり興味はなかったけど、観てよかった。

話や展開自体は割とありきたりで、モンスターボールに収めずにポケモンと共存している町で、失踪した父を探して主人公と父のパートナーだったピカチュウのコンビで繰り広げられるサスペンス?

画面には思っていたよりも沢山のポケモンが登場していて、思っていたよりもポケモンのクオリティが高くて実際にいたらこんな感じなんだろうな〜っていう質感やこのポケモンはいないかな?って自分が好きなポケモンを探す楽しさがある。

共存してるから町でポケモンが仕事もしたりしていて子供の頃ポケモンが身近にいたらこうやって活用したい!ってのはポケモンやってた人は経験あると思うけど、例えばゼニガメが消化活動したりとかドゴームがクラブで叩いていたりとか、このポケモンは確かにこういうことしていそう!っていうのが少し懐かしいワクワク感が思い出されてエモい(表現に迷って人生で初めてエモいって使った)

BGMも8bitで懐かしいゲーム感出ていたり、エンドロールでは登場人物がポケモンのトレーナー風に描かれていたりとポケモンファンの人は楽しめると思う。

海外で出るとイメージぶち壊されたりして嫌だなと思ってたけど、ちゃんと世界中で日本発のポケモンのワクワク感は共有されてるんだなって思うと嬉しいけど、逆に面白かっただけに日本で創り出されなかったことだけ少し悔しい!
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