半沢直樹が銀行や融資先との不正を描いてるのに対し、メーカーの不正を中心に描いた作品。
前半はドーナツ泥棒など少し緩い雰囲気を見せているのでそういうちょっとした話を集めた群像劇かと思ったがちゃんとミステリーな要素や野村萬斎や香川照之らの力の入った演技で引き込まれていった。
会社の営業における不正ってのはどこもきっかけは同じところがあるからか扱うものとかはまるで違うけど、上司を見てると立場や追われるものが増えるとそうなっちゃうのかなとも思った。
監督、原作者が半沢直樹と一緒で俳優もけっこう被ってるので半沢ロスの人とかいいかも。