サリュート7のヒロのネタバレレビュー・内容・結末

連絡の途絶えたソ連の宇宙船、サリュート７号の救出に向かった二人の男の実話に基づくストーリー。

どこまで実話なのか分からないくらい、とにかくトラブル続きで、よく二人とも生き延びて帰れたってくらい過酷なミッションだらけ。
というか、奇跡の連続。
娘との別れの会話のシーンとか辛過ぎて感動的だった。
宇宙飛行士の絶体絶命でも冷静な判断能力とか、行動力とかまさにニュータイプだな。
ラストもひたすらハンマーで殴り続けてこじ開けて酸素供給するパワープレイ笑

ロシア視点の宇宙映画は初見だったので、新鮮だったし、サリュートとの緊迫のドッキングシーンだったり、宇宙空間の映像もめちゃめちゃ綺麗で、マンネリ化した宇宙映画としてはかなり見応えあった。

人命よりも国家の威信に固執してばかりの雰囲気が、アメリカに対抗心剥き出しのソ連感満載だった。