Hoshiduru

未来のミライのHoshiduruのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
2.6
狂気とホームビデオの同居。
「命って不思議だね〜」って映画、と一言でまとめる事も、まあ可能なんだろうけど。

お話としてはシンプルで、余計な設定は言及されず「まあ不思議だけどいっか〜」って流させるスタイル。だからキッチリしたものが好きな人には勧められない。というか、評価にうまく反映できない。

なんかな、「わかんない〜〜!」ってパニック起こしそう。
多分今回描かれたことは命のつながりをメインに、「こどもってふしぎ」→人間の成長みたいな親目線の感覚への説明を交え…みたいな感じだったかな、すごく普遍的でしっかりしたテーマ。

ヒトが誕生する時というのは、何かを破壊して生まれてる感覚があって、それは自分にとってはマイナスな感覚でもあるんだけど、同時にその破壊は変革でもあってプラスで、とか、まとまらないけどそんな思考を刺激されてた。
あと、一昨日かな、ふと満員電車の中で人の頭の上に家系図を思い浮かべてしまって、あまりの密度に吐き気を催したんだけれど、なんだかそういう、当たり前でわざわざ考えたくもなくて、今で必死で、でもずっとある事実を見せられたような。

そういう意味ではすごく刺激はあったんだけれど、ノイズとしてやっぱり、「くんちゃん」に対しての性癖…?とか、なんでいっつも女性が強いんだろとか。まあなんかちょこちょこ謎の要素が挟まれて、まあ本人の趣味かな?くらいの?もろもろ。

久々に書いたらめっちゃ長くなっちまったぜ…
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